「あなたはどんな人と一緒に仕事がしたいですか？」
この問いに即答できる人はなかなかいないのではないでしょうか。
「当社の想い」をお伝えする上で欠かせないのが、「人」です。
当社が「どんな人」を集めたいと思っているのか。
「どんな人」と一緒に仕事をしたいと思っているのか。
そして、「どんな想い」で仕事をしているのか。
そんな当社の想いを伝えるためには「求人案内」を読んでもらうことが一番いいと感じました。
企業はあくまで「人」の集まりです。
なので「どういう人を集めたいのか」を知ることで、「企業の想い」をそのまま感じることができると考えています。
これからお見せする内容は、実際に2016年1月にリクナビに掲載した内容をそのまま載せます（現在、募集はおこなっておりません）。
この募集文を読んでいただき、「当社の想い」を肌で感じてみてください。
それでは、「追伸」でまたお会いしましょう。
（ちなみに、「この文章」を書いてる者と「次の求人案内」を書いた者は別人です。）
リクナビ求人メッセージ
真剣にあなたのことを知りたいから、
全員面接！二次面接は飲み会です（マジ）
老舗代理店を継ぐ三代目の生越店長（と3人目の妻wちなみに子は4人目ww）
「一緒にいて楽しい人」と仕事をしたい。
なぜなら【何をするか】より【誰とするか】が、
人生を大きく左右すると考えているから。
こう考えるようになったのは、理由があります。
千葉県で初めての来店型保険ショップをオープンしてから13年。
2号店3号店と拡大し業績も右肩上がりで、沢山の人を採用してきました。
営業経験がある人。過去の実績がある人。資格や能力がある人。
しかし、いくら仕事ができても、お客様の取り合いをしたり、
自分だけがよければいいと考える人は、残念ながら当社には合いませんでした。
わたしたちの仕事は、ショップの中でほぼ1日を過ごします。
一緒に働くスタッフは、まるで家族のようなもの。
忘年会では、一人3万円のお寿司を食べに行きました（もちろん経費で）
だからこそ何よりも大切にしたいのは、腹を割って、本音を言える仲であること。
長時間いても疲れない、違和感がないこと。
呼吸を合わせて、チームプレイができること。
嬉しいことは共に喜び、ミスがあったらフォローし合う。
時々は店を閉めて、旅行に行ったりBBQをしたり。
そうして、人生を共に歩んでいけるような人と、一緒に仕事をしたいのです。
仕事の悩みで一番多いのが「職場の人間関係」
合わない人と仕事をするのはつらいものです。
もう、仕事だからと諦めて我慢するのはやめよう。
はじめからウマが合う人なら、仕事も遊びも楽しいじゃないか！
そんな想いで、今回募集をします。
募集の背景
一般的な保険業界の常識である「成果報酬」や
「親戚・知り合いの顧客開拓」「飛び込み白地訪問」などは
一切せず、他社には真似のできない芸術的なまでに
洗練されたスキルとノウハウで躍進してきた会社です。
当社の前身は、今から63年前。
現代表の母親が、戦後間もない頃に若くして夫を亡くし、
3人の子を抱えて生きていくために選んだのが生命保険 の仕事でした。
地域密着で地道に営業活動を続け、
お客様を引き継いだ二代目夫婦が千葉県初の来店型保険ショップをオープン。
それ以来、超少数精鋭のスタッフで圧倒的な数字をたたき出してきました。
（保険会社の講演会に講師として招かれたり、同業者へ指導する機会も多くあります）
今回の募集では、あなたのために新店舗の出店も視野に入れ、数年後の店長候補を探しています。
仕事の内容
「目の前のお客さんがあなたのお母さんだったら、本当にその提案する？」
【具体的には】
当社の業務は、ショップに来店されたお客様の保険相談にのる仕事です。
わたしたちが一番大切にしていることは、とてもシンプル。
それは、自分が入りたいと思う、家族に入れたいと思う保障の持ち方をお伝えすること。
家に例えれば、大工さんはどんな手抜き工事をしても、壁で隠してしまえばお客様には見えません。
けれど、この家に自分が住むと思ったら、見えない土台や骨組みこそしっかりと建てるはず。
保険も全く同じです。
「目の前にいる人がお客さんではなく、自分だったら？家族だったら、何て言う？」
真剣な思いと愛情を持ってこの仕事をしているからこそ、
ときにはお客さんを叱ることも、場合によっては加入をお断りすることもあります。
対象となる方
この文章を読んでピンと来た方。ご応募いただいた全員と面接します。
追伸
・・・以上が実際にリクナビに掲載した求人募集です。
あなたはこれを読んでどう感じましたか？
「こんな型破りな募集があっていいのか？」
「休日に会社の人と会うなんてどうかしてる！」
感じ方は人それぞれです。
しかし、実際のこの求人募集に共感し、「一緒に仕事がしたい！」という人が80名近くいらっしゃいました。
そして、お一人ずつ丁寧に面接を行い、「この人とだったら一緒に仕事がしたい！」という人を採用させていただきました。
その方はかけがえのない「仲間」です。
一緒に船に乗って大海原を航海する「仲間」です。
そんな「仲間」に出会えた私たちは本当に幸せ者だと思います。
これからは「仲間」の絆を深め合い、そしてお客様との絆も深めていきたいと思っております。
最後になりますが、少しでも私どもの「想い」を肌で感じていただければ幸いです。
